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国際委員会では、人を中心とした内外の都市デザインに関する事例を調査・研究しています。最近、世界的に脱自動車の流れがありますが、そのような人を中心とした都市デザインを施された街路に関する魅力的なプロジェクト事例が世界中で増えているからです。そのような最新の事例の情報を収集し、共有することは、日本の都市デザインの質を向上するうえで資するところが大きいと考えますので、是非とも参考にしていただければと存じます。

大手前通りの再整備

姫路駅前の大手前通りは、多い時は8車線あった車道を駅前は2車線のトランジット・モールへと転換しました。大幅に拡がった歩道や、多いに改善された動線、質・量ともに大きくレベルアップした公共空間。その効果は、歩行者数だけでなく、バス利用者、鉄道利用者、さらには商業施設利用者の増加という数字で現れています。明治大学の小林先生がコーディネートしたプロジェクトです。

警固公園

警固公園は、九州一の繁華街で福岡市の都心に位置している。東に西鉄福岡駅が隣接し、ソラリアプラザ、三越など商業施設が取り囲み、南には警固神社に接している[図1]。2012年に再整備されて多く人々が憩い語らう場となり、周囲の施設へ行き交う人々の往来の場として、福岡の都心を元気づけている都市公園。

観塘プロムナード

香港の観塘地区に新たにつくられたウォーターフロント公園である。2010 年に第一フェーズ、2015年に第二フェーズが完成した。それはまた、啓徳空港跡地を含む320ヘクタールの巨大地区の再開発計画(Kowloon East: 九龍東)の最初のオープン・スペースのプロジェクトとしても位置づけられた。その長さは1キロメートル弱であり、観塘(ホイブン)バイパス道路の高架下も含まれる。

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